地方創生サービス開発した話 ~Nextbeat Summer intern~
どうも最近ブロガーなのかってくらいインターン参加記を書き続けていますRic.です。
ためてしまってる参加記はこれも含めて後3つ…今週中にどうにか消化しておきたい所…
今回は最近、週休3日制を導入して話題のNext beatさんの新規サービス開発のインターンについて書いていきたいと思います。 ちなみにNext beatさん、週休3日制についてはこちら。
2020年4月より「週休3日制」を導入。テックカンパニー化に向け、好循環を生み出すエンジニアリング組織へ | 株式会社ネクストビート
参加のきっかけ
Next beatさんとの出会いは自分が夏のインターン先を探していた逆求人イベントでの出会いだったんですが。 ちょうど自分は以前のインターンで社員の方に
「関数型の言語は触れる様にしておいた方が良いね」
と言うアドバイスを頂いていたのでScalaを書けるインターンないかなーってな感じでちょうどScalaの会社と言うことでNextbeatさんのインターンに参加する運びとなりました。
期間と形式
- 期間:3日間のハッカソン形式
- 形式:チームに分かれてそれぞれ地方創生に寄与するサービスを開発する
- 開発体制:チーム開発+メンター社員の方
- 最終発表:発表後CTO等からのFB
大体こんな感じだったでしょうか、このインターン直前が15日間の開発インターンだったので中々と言うか死ぬ程タフな日程でした。 (実はチームメンバーの内3人はこの15日間のインターンで一緒に参加してたメンバーでした笑)
ちなみに15日間の開発インターンについてはこちら。
参加までの流れ
事前課題
流石にScalaを1から3日間で学び・使い開発するのは無理ゲーなので事前課題としてデモアプリを指定された形に拡張すると言う課題があり、それを事前にできる所までやってくると言うものがありました。
事前面談
参加する前に面談を行い、インターンで何を得たいかインターン後はどの様な進路を考えているかなどをすり合わせました。
インターン期間中
チームメンバー
インターン初日にチームを組む訳ですがここでメンバーになった5人が全員VOYAGE GROUPさんにお世話になった事があるのは笑いました、さすがと言う所でしょうか笑
企画立案・各種定義
企画立案
初日は開発するサービスの企画立案から入るのですが…ここはさすが全員エンジニア志望という所で割と苦しんだ覚えがあります笑
紙に課題やターゲットとする人などを書き出してそれを満足するサービスを提案するのですが、これが中々芯食った物が出ず苦しんだんですが前の15日間のインターンにてビジネスアイデアに関しての講義もあった為それに救われました。
結果的には地方に観光資源の格差がある中で観光客をどう送客するかという事で、観光資源を「地元の面白い・ホスピタリティ溢れる店員さんや名物地元民」としてその人に会いに行くと言う新しい旅行体験を提供するサービスを開発する事としました。
ここで印象的だったのは企画立案の途中でCTOに提案しフィードバックを頂いた事でした。 CTOの衣笠さんは社会的な時流から情勢まで踏まえて様々なフィードバックをくださいました。やはりCTOとはこう言う知見も持つものなのだなと思いました。
各種定義
開発する物が決まった所で次はエンジニアの本領発揮と言う事で、ページの構成からDBのER図の作成・正規化、各種エンドポイントの定義を行いました。
この辺りは割とスムーズに行った記憶があります。
開発
H2DBとplayframeworkとの戦い
さてここから本番で早速開発…と行きたかったのですがH2DBの仕様に苦しめられまして… Scalaの開発のもちろん出来たは出来たのですが、どちらかと言うとplayframeworkとH2DBとの戦いだった記憶があります…
開発の分担
メンバーに関してはちょうどフロントに強い方が2人・バックエンドに強い方が2人だったのでその分担で自分は補助としてどちらにも行ける形で居る事にしました。最終的にはどちらのサイドもそれぞれ優秀な方々だったのであまり自分が出張る場面はあまりありませんでした笑
その代わり自分はフロント部分のデザインやモックを作ってフロントの方に渡す作業をしていました。
それでもどうしても後半になってくると時間が無くなってくるもので、実は後述する様に発表する資料やそのサービスの 本当の強みやターゲティングがどんな感じなのかの下調べする時間を取らなければいけないのですが、勿論開発している人間にはそんな時間はないので自分がその役をやりました。
エンジニアの方には割とここら辺の作業は好き嫌い分かれる所だとは思うのですが自分はこの作業も割と好きなので楽しくやらせてもらってました。
発表
ある程度の機能要件を揃えた所でデモをしながらの発表を行いました。
発表の内容やサービスの中身やビジネスロジック、開発の際工夫した点等を質問され各種フィードバックを頂きました。
参加してみて
他のインターンと違った印象と言うか新しい発見的なものもあったので、締めにそれぞれ触れておきます。
会社と社員の方々について
メンター社員の方や人事の方と色んな話をさせて頂いたのですが、その中でも何故ベンチャーであるNextbeatに転職したのかと言うお話が興味深く、色々な理由があったのですがその中でも特に印象的だったのは、
「真に自分から提案できる場で働きたい」
と言うものでした、このあたりは自分がこの後書いているインターン期間中に提案力を求められた気がすると言う所に繋がる所があるでしょうか。
他には自作キーボードが社内で流行って?いたりデスクにおいてあるディスプレイがめっちゃデカかったりと開発者には嬉しい所も多かったですね。
エンジニアとして求められた事
開発力は勿論なので、それ以外の所で感じたのを箇条書きにしておきたいと思います。
サービスの展開を加味した開発
今回自分達は観光分野と言う事でインバウンドでの収益も考えていた訳ですが、
CTOからそれを検討していたならばplayframeworkの多言語対応の機能も検討に入れておいたら良かったかもしれないと言うフィードバックを頂きこの発想は今後サービスを開発するエンジニアとしては大事だと感じました。
ビジネスの観点からの提案力
勿論このインターンは開発のインターンでありビジネスのインターンではないのですが、企画立案から考える開発と言う事と最終発表の質問の際に収益化の仕組みなどについても細かく指摘頂いた事。これが割と印象的ではありました。
今後エンジニア職もこの様な提案力を求められる時代が来るんかなあと言うお気持ちになりました。(昔は分からんけど最近アイデアソン・企画も重視してる開発インターン多い気がする)