エンジニア・クリエイターシェアハウス一年目を振り返る
エンジニアシェアハウスってそもそも何よ?
エンジニアシェアハウスって何すかという方もいらっしゃるかと思うので、 その辺りのお話は以下の記事を参考にして頂ければと思います。
ざっくりとサマリーをすると
- 日常的に楽しんでインプットする様な場所
- IT業界のトキワ荘を目指す
- 日本を代表するようなエンジニアを輩出
とかそんな感じのコンセプトでやっております。 今年自分が管理人としていた部屋を空けるので一番下に部屋の詳細が書いてあるのでそれを見てみてください!
個人的な一年間
大家としてのコンセプトへのコミットメント
以上のようなコンセプトを大見栄(身銭)切ってやっているので, まずは
「自身が、業界ひいては日本を代表する様なエンジニアになる」
というのを将来的な目標として、この一年頑張ってまいりました。 実際に土日にインプットして、普段の業務で勝手に試して〜みたいな事を繰り返してました。 主に
- TDD・DDD
- GCP・データエンジニアリング
- DevOps・モニタリング
- プロダクト・プロジェクトマネジメント
周りの自分の普段専門としているML/DS以外の開発業務に必要な知識を蓄積して、業務で試すみたいな感じです。 その結果かは分からないですが、ある程度開発を進行する程度の能力はついたのか
- プロダクトチームの開発責任者
- GCP Professional Data Engineer
- 社内カンファ・総会で入賞
などなど、色々成果は出た気がしています。
住人として得た事
今年一緒に住んでくれた方々は
- クライアントサイド
- クリエイター・ビジネス
- フルスタックエンジニア
の方々でした、それぞれの領域で学ぶことは勿論ありましたが特に、 「ビジネスの方とスムーズな開発や、要件定義・インパクトをどう見積もるのか?」みたいな話は、たまに話したりする時は 結構開発のバックログの順序とかを考える時にも参考になりました。
それに対して自分はビジネスドメイン(ユビキタス言語やドメインモデルなど)をしっかりとエンジニアと定義して開発進めていく事の大事さや嬉しさ、 簡単なスクレイプの方法などを伝授したりしました。
シェアハウスとしての一年
今年一年は大家というか管理人として、どんな感じになるかという事で自分も住んでいたので、 その辺りの一年に関して振り返りたいかなと思います。
住環境として
この辺りは
- 元々4人用の住居
- 家具家電はある程度良い物を揃えている
- ある程度コミュニケーションが円滑な方々
という事で、幾つか改めて仕組みかしたほうが良さそうだなという風に感じた(自分がやってしまっていた)部分 もありましたが、特に支障もなくという感じでした。
結構4人で鍋したりスマブラしたり、ボドゲやったり、みたいな時も結構あって楽しかった記憶があります。
シェアハウスとしての施策について
ここはリリースの時に掲げていた色々な福利厚生的な試作があったので、 良かった物やもうちょい上手く回したいなみたいなのを振り返りたいなと思います。
5000円/月までの技術書・資格支援 これは結構回っていた気がします。皆さん好きなものを買いつつ読んでいたイメージです。 オススメの物をお互い勧める見たいのもあり結構体験が良かったです。ただ月一冊だと読み切れない方もいるっぽいというのは分かりました。
勉強会支援 これは勉強会一回につき5000円分くらいの地元の天然温泉券を支給という物でした。これはある程度回りつつ? 今年に関しては皆新卒だったので時間に余裕がなかった説はあったので今年に期待といった所です。 実際テスト駆動のハンズオン勉強会を開いてくれた方がおり、それに自分がライブコーディングで補足していくみたいなのが面白かった記憶があります。
今度、自分はGCPのBigQueryでの効果的な集計やハンズオンをGCP PDEとして行う予定です。
外部登壇者の方も今年は呼べたら面白いかなーとか妄想しております。
空いている部屋について
ここまではこれまでのシェアハウスの一年を振り返ったわけですが、今回自分が空ける部屋について軽く説明だけしておこうかと思います。 シェアハウス全体での設備に関しては以下を参考にしてください。
入居条件・初期費用・契約形態や賃料について
さて、 皆さんここまで見ていただいて魅力は良く伝わったかとは思うのですが、 こう思ったのではないでしょうか…?
「でも, 制限とか厳しくてお高いんでしょう?」
ここまでの施設を揃えたので賃料はそれなりなのかもですが, 不動産による収益を目指しているというより住人への還元と運営を考え, ある程度勉強させてもらっていますので以下を参考にして頂ければと思います.
入居条件
これはそれほど厳しくしていないのですが
- なるべく若手の職種がエンジニア, またはそれに準じるクリエイター
当物件はエンジニア等の支援を目的としているのでこれらの業種に絞らせていただいております. またなるべく若手という事で来年からのオープンなので22卒以降の方が1番の若手で優先という扱いになるかと思います。 - 自分から2次までの知り合いの方(知り合いの知り合い)
これが一番厳し目の無条件で後々変更するかもですが、 当物件においては審査などをする方針はなく、 元より信頼できる方に入居いただきたいのでこの方針にしております。
初期費用について
こちらは敷金・礼金や前家賃、 鍵の交換代などかと思いますが、
- 敷金・礼金 : なし
家賃の不払いなどのないであろう知人を選定するため, このあたりはいただきません。 - 前家賃 : なし
いらないです。 - 鍵交換代 : なし
電子鍵に変えたのでいらないです。 - 仲介手数料 : なし
勿論大家(管理人)の自分との直接の契約なのでいらないです。
まあこれも見ても分かる通りかとは思うのですが基本初期費用はいただきません
が一つだけお願いしているのは火災保険などの保険関係の加入です. これは信頼できる方であっても不慮の事故等に備えお互いのためという形です.
また, 今回当物件2021年にオープンですので, その記念として…
2022年4月から入居してくださる方は2022年1, 2, 3月の前入居時の家賃は無料としてフリーレントとさせて頂きます。
契約形態に関して
この辺りは基本的に普通の賃貸と変わらない箇所になり詳しくは契約書にて確認頂く感じになると思うのですが、 皆さんの気になるところは契約期間かと思います、 これは契約期間は1年という形で都度更新という形にしています。(応相談)
ちなみに個人事業やフリーランスなどのオフィスとして貸す事もできます。
賃料について
(上記の設備などの維持費や購入費, 支援費等も含んでいます、光熱費は別です)
- Yinglong(空きあり・最上位室) :
100,000円/月89,800円/月(自分が引越しするので値下げしました)
この部屋は段違いにやたらに広いのと個室の冷蔵庫やら壁掛け大型TVやらオフィスチェア(ErgoHumanPro, リンク参照)ウォークインクローゼットやらやらがあります. www.ergohuman.jp
ちなみにこれはまだ値段交渉の余地はありますので, これも高いなぁ…と感じる方は是非遠慮なく自分を説得してください。
事によってはあと幾らか勉強させて貰うかもです。 例えば自分はこんな技術や知見を持ってるんで!とか燃えるんで一緒に住みましょう。
最後に
ここまでつらつらと物件の話をメインでしてきましたが最後まで変わらないのは
事業のビジョンは
「若手技術者を応援・育成し, IT業界のトキワ荘に」
と言う所なので, この目標に共感して一緒に盛り上げて(住んで)くれる方, 心待ちにしております。 (あとこの後に控えてる事業も手伝ってくれる方も募集中)
未来の日本を代表する様なエンジニア, 待っております。 自分も週一くらいは遊びに行くので色々語りましょう。
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